Webページに画像を表示するために使うのが「<img>タグ」です。
HTMLではテキストだけでなく画像も重要な情報として扱われますが、
正しいタグの書き方を理解していないと、画像が表示されなかったりSEO評価が下がったりすることもあります。
この記事では、初心者の方にも分かりやすく、
imgタグの基本構文とalt属性の正しい使い方を解説します。
imgタグとは?
<img>タグは、画像をページ内に表示するためのHTMLタグです。
HTMLの中でも頻繁に使われる要素のひとつです。
基本の書き方はこちらです:
<img src="画像のURL" alt="画像の説明文">
各属性の意味
| 属性 | 説明 |
|---|---|
src |
表示したい画像ファイルのパス(URL)を指定 |
alt |
画像が表示できない時に代わりに表示されるテキスト(代替テキスト) |
imgタグの基本例
<img src="images/sample.jpg" alt="HTML講座のイメージ画像">
ブラウザでは次のように表示されます:
🖼️(sample.jpg の画像)
画像が表示されないときは、代わりに alt の内容が表示されます。
alt属性とは?(SEOにも重要)
alt属性とは 「代替テキスト(Alternative Text)」 のことです。
視覚的に画像が見えない人や、画像読み上げソフト(スクリーンリーダー)を利用する人のために、
画像の内容をテキストで伝える役割を持ちます。
また、Googleなどの検索エンジンもalt属性を参考にして画像の内容を理解するため、
SEO(画像検索・構造化評価)にも重要な要素です。
alt属性の書き方のコツ
1. 画像の「内容」や「意味」を簡潔に説明する
<img src="dog.jpg" alt="柴犬が芝生を走っている写真">
→ 読者や検索エンジンにとって分かりやすい内容です。
「画像に何が写っているか」「何を伝えたいか」を簡潔に書きましょう。
2. 装飾目的の画像には alt=””(空)を設定
デザイン目的で入れる画像(例:区切り線や背景アイコン)には、
空のalt属性を設定します。
<img src="line.png" alt="">
→ 空のaltを指定することで、スクリーンリーダーがその画像を読み上げず、
ユーザーに不要な情報を伝えないようにできます。
⚠ alt属性を省略するのはNGです。必ず空でも記述しましょう。
3. altにキーワードを詰め込みすぎない
SEO目的で次のようにaltにキーワードを連続で入れるのは避けましょう。
❌ NG例:
<img src="html-course.jpg" alt="HTML 講座 HTML タグ HTML 学習 初心者向け HTML 講座">
✅ OK例:
<img src="html-course.jpg" alt="HTML講座を説明するイメージ画像">
自然な日本語で、画像の意味を簡潔に説明するのが最適です。
width・height属性も設定しよう
HTML5では、width と height 属性も記述しておくことが推奨されています。
これによりブラウザが画像の読み込みスペースを確保し、
ページのレイアウト崩れ(CLS)を防ぐことができます。
<img src="photo.jpg" alt="カフェで撮影したラテアート" width="600" height="400">
→ WordPressで画像を挿入する際も、自動的にこれらの属性が付与されます。
よくある間違いと注意点
| 間違い例 | 問題点 |
|---|---|
| alt属性を書かない | アクセシビリティ・SEOの両面でマイナス |
| 相対パスを間違える | 画像が表示されない原因のNo.1 |
| altに装飾意図を書いてしまう | 意味が伝わらず誤解を招く |
| ファイル名が日本語 | 一部ブラウザで表示エラーの可能性あり |
ファイル名は英数字・ハイフン区切り(例:html-course-banner.jpg)にすると安全です。
imgタグ+CSSを組み合わせた応用例
HTMLでは、CSSを使って画像のサイズや配置を自由に調整できます。
<img src="images/laptop.jpg" alt="ノートパソコンの写真" class="hero-image">
.hero-image {
width: 100%;
max-width: 600px;
border-radius: 8px;
display: block;
margin: 0 auto;
}
→ このようにCSSを使うと、レスポンシブ対応(スマホ対応)もしやすくなります。
実践:正しいimgタグの例
<img src="images/html-course.jpg"
alt="HTML講座で学ぶ基礎タグのイメージ"
width="600"
height="400"
loading="lazy">
このコードのポイント
src:画像のパスalt:画像の意味を簡潔に説明width・height:レイアウトの安定化loading="lazy":スクロールで画像を遅延読み込み(表示速度改善)
SEO的な観点からのまとめ
| 要素 | 推奨設定 | 効果 |
|---|---|---|
| alt属性 | 必ず記述 | 検索エンジン理解・画像SEO強化 |
| ファイル名 | 英数字+ハイフン区切り | URL・画像管理がしやすい |
| 画像サイズ | 適正化+width/height指定 | ページ表示の高速化 |
| lazy load | 有効化 | 表示速度とUX向上 |
まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
<img>タグ |
画像を表示するためのタグ |
src属性 |
画像のURL(パス)を指定 |
alt属性 |
画像の説明文。SEOにも必須 |
| width / height | レイアウト崩れを防ぐ |
| lazy loading | ページ高速化に有効 |
画像タグは見た目だけでなく、構造化やSEOにも関係する重要な要素です。
alt属性を正しく使うことで、検索エンジンにも読者にも優しいHTMLが書けます。
著者からのひと言
画像はWebページの印象を決める大事な要素です。
「見た目」だけでなく「意味を持たせる意識」を持って書くと、
自然にSEOにも強いHTMLが書けるようになります。
次回は「リンクタグaの基本とtarget属性の役割」についてです。

