HTMLでWebページを作るとき、最初に登場するのが「基本構造(ひな形)」です。
この構造を理解しておくと、HTML全体の仕組みがスッキリわかります。
この記事では、HTMLの基本構造と、<!DOCTYPE>, <head>, <body> の役割をわかりやすく解説します。
HTMLの基本構造とは?
HTMLファイルは、次のような「一定の書き方(構造)」で成り立っています。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>ページタイトル</title>
</head>
<body>
<h1>見出しタイトル</h1>
<p>ここに本文が入ります。</p>
</body>
</html>
上のように、HTMLは 大きく3つのパート に分かれています。
- DOCTYPE宣言
- head(ヘッド)部分
- body(ボディ)部分
それぞれの役割を見ていきましょう。
<!DOCTYPE html>とは?
最初の行にある <!DOCTYPE html> は、「このファイルはHTML5で書かれています」とブラウザに伝える宣言です。
<!DOCTYPE html>
この宣言があることで、ブラウザが正しくHTML5のルールでページを解釈します。
よくある誤解
- 表示内容には直接関係ありません。
- 省略すると古い表示モードになる場合があります(推奨されません)。
つまり、すべてのHTMLファイルの先頭に必ず書くのが基本ルールです。
<html>タグとは?
<html> タグは、HTML文書の全体を囲むタグです。
<html>
...(中身)...
</html>
HTMLは「木構造(ツリー構造)」で組まれるため、
<html> が最上位にあり、その中に <head> と <body> が入ります。
<head>とは?
<head> は、ページの「見えない情報(設定)」をまとめる部分です。
ブラウザにページのタイトルや文字コード、説明などを伝える役割があります。
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>HTMLの基本構造</title>
<meta name="description" content="HTMLの基本構造(DOCTYPE、head、body)の意味と書き方を解説。">
</head>
headの中に書く主な要素
| タグ | 役割 |
|---|---|
<title> |
ページのタイトル(ブラウザタブに表示) |
<meta charset="UTF-8"> |
文字コードの指定(日本語化に必須) |
<meta name="description"> |
検索結果に表示される説明文 |
<link> |
CSSなど外部ファイルの読み込み |
<script> |
JavaScriptの読み込み |
head部分はページの“設定エリア”と覚えておくと分かりやすいです。
<body>とは?
<body> は、Webページに実際に表示される部分を記述するタグです。
<body>
<h1>HTMLの基本構造を学ぼう</h1>
<p>ここに本文が入ります。</p>
</body>
- 文章(pタグ)
- 画像(imgタグ)
- リンク(aタグ)
- 表(tableタグ)
など、ユーザーが目にする要素はすべて<body>の中に書きます。
HTMLの階層構造をイメージしよう
HTMLは入れ子(ネスト)構造になっています。
図で表すと次のようになります。
<html>
├─ <head> …設定情報
└─ <body> …実際に表示される部分
この構造を意識して書くことで、タグの意味と範囲が明確になります。
headとbodyの違いを簡単にまとめると
| 項目 | head | body |
|---|---|---|
| 表示されるか | 表示されない | 表示される |
| 役割 | ページ設定・情報 | ページ内容 |
| 主なタグ | title, meta, link, script | h1, p, img, a, table |
| 書く場所 | HTMLの最初 | headの後 |
完成したHTMLテンプレート
最後に、すぐ使えるHTMLテンプレートを紹介します。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>HTMLの基本構造</title>
<meta name="description" content="HTMLの基本構造(DOCTYPE、head、body)の意味と使い方を解説。">
</head>
<body>
<h1>HTMLの基本構造を理解しよう</h1>
<p>このページでは、HTMLの基礎となる構造を解説しています。</p>
</body>
</html>
これが、最もシンプルで正しいHTMLの基本形です。
HTMLを書くときは、まずこの形からスタートすると間違いありません。
よくある間違いと注意点
<head>の外に<title>を書いてしまう
→ 正しくは<head>の中に書きます。<body>の外に要素を置く
→ すべての表示内容は<body>内に書くのがルールです。<!DOCTYPE>を忘れる
→ 古いモードで表示され、デザインが崩れることがあります。
まとめ
| 要素 | 役割 | 補足 |
|---|---|---|
<!DOCTYPE html> |
HTML5であることを宣言 | 必ず先頭に書く |
<head> |
ページ情報(設定) | titleやmetaなどを含む |
<body> |
ページの内容 | 表示される部分 |
HTMLはこの3つの基礎構造でできています。
構造を理解すると、CSSやJavaScriptを組み合わせるときにも迷わなくなります。
著者からのひと言
HTMLの構造を理解すると、コードが一気に読みやすくなります。
最初は「覚えることが多い」と感じるかもしれませんが、
この構造さえ押さえれば、どんなHTMLファイルも読めるようになります。
次の記事は「見出しタグ(h1〜h6)の使い方とSEOへの影響」です。

